HISTORY祖父がのこした郷土愛と、
父がそそいだ情熱を、受け継ぐ。
私の祖父「丹葉節郎」は、郷土愛の人でした。
釧路ユネスコ協会の会長や、釧路市公民館長として活躍し
アイヌ民族をはじめとした人権運動などを先導。
また、幣舞橋にある「四季の像」など、
釧路のシンボルと言えるような
記念碑の建立にも多く携わりました。
一方、父である丹葉光男は、情熱の人。
歴史本を販売する出版業に挑戦すれば、
有名書店が名を連ねる中、全国トップクラスの成績を獲得。
釧路空港が装いを新たにしたときには
「自分の力をためそう」と、赤字覚悟で売店の仲間入り。
「少しでも道東の玄関、釧路の印象を良くしよう」
そう心をこめて立ち上げた商売が、
今日もつづく丹葉商会のはじまりでもあります。